筋肉がつきにくい原因が、遺伝や体質の場合、トレーニングのみでなく食事や睡眠など様々なことまで意識を向けなければ効果を出すのは難しいのです。
しかし、つきにくい人なりのトレーニングメニューや食事のバランスなどに気をつけて努力を続ければ、筋肉も少しずつ成長します。
筋トレを頑張ってるのになかなか筋肉がつかない人は、トレーニング法が間違えていたり、栄養不足だったり、体質だったりと原因は様々です。
トレーニング法を正したり栄養を摂取することはすぐに改善できますが、体質改善は時間がかかります。そもそもどのような人が筋肉がつきにくい体質なのでしょうか。
筋肉がつきにくい体質の理由と対処法などを詳しく調べてみました。
筋肉がつきにくい人はどんな特徴があるの?
筋肉を分類すると、持久力に優れている長距離派の遅筋繊維が多いタイプと、瞬発力に優れている短距離派の速筋繊維が多いタイプに分けられます。
どちらも得意とする総合的に持ち合わせているタイプも存在しますが、筋肉がつきにくいと感じるのは遅筋繊維が多い人です。
同じようなトレーニング量でも、遅筋繊維が多い人は筋肉が肥大しにくいので、筋肉がなかなか育たないと感じるのでしょう。そして、遺伝的な問題です。
もともと筋繊維が少ない人や骨格など自分の努力ではどうにもならない問題もあります。
しかし、諦める必要はありません。筋肉はつきにくいというだけで全くつかないわけではないので、トレーニングを続けることが大切です。継続は力なりという言葉の通り、時間はかかりますが続けることで結果を出すことができます。
筋肉がつきにくい人の対処法とは?
筋肉がつきにくい人に多いのが、食べる量が少ない人です。摂取エネルギーよりも消費エネルギーが大きかったり、栄養が不足したりすると筋肉の構成は遅くなってしまいます。
一度の食事で量を食べられない場合は、食べる回数を増やし、エネルギーを蓄えましょう。また、筋肉を構成するタンパク質を意識して多めに摂るようにしましょう。
次にしっかりと睡眠時間を確保することです。睡眠と筋肉には深い関わりがあり、筋肉を構成する成長ホルモンに分泌が活性化するゴールデンタイムと呼ばれる10時から2時の間は、しっかりと質の良い睡眠を心がけましょう。睡眠をしっかり摂ることで筋肉の回復も促進することができます。
おすすめの筋トレ!コンパウンド種目中心に!
筋トレには1つの筋肉のみを集中的にトレーニングするアイソレーション種目、複数の関節を使ったトレーニングのコンパウンド種目2種類があります。
主なアイソレーション種目んは、脚を鍛えるレッグカールや胸を鍛えるフレンチプレスなどがあり、コンパウンド種目はスクワットや上半身を鍛えるベンチプレスなどがあります。
筋肉がつきにくい人は、アイソレーション種目よりも、コンパウンド種目で筋肉全体を鍛える方が、筋肉量を増やすには適しています。コンパウンド種目のポイントは、負荷をしっかりとかけることです。
特に筋肉がつきにくい人は、同じ重量でトレーニングを繰り返すのではなく、少しずつ重量を増やしていき、筋肉にギリギリの負荷をかけ、筋肉が成長するリズムを作ってあげることが大切です。
筋肉がつきにくい人は遺伝や体質だからと諦めずに、トレーニングメニューや食事、プロテインなどを意識し努力を続けることが大切です。
筋肉がつきやすい人よりも多少時間はかかるかもしれませんが、生活リズムまでも意識してトレーニングをしたからこそ健康的に筋肉を増やすことができます。
以上、生活リズム意識で筋肉がつかない人を増やす対処トレーニング法を実践…でした。