多くの人から人気のあるボディビルは、世界中で大きな大会が行われています。
屈強な筋肉をアピールする競技ですが、評価基準は筋肉の大きさだけでなく、バランスや、ポージングなどでの見せ方など奥が深いのです。筋肉をコントロールする練習などをすることで、さらに筋肉を美しく見せることができます。
筋肉を愛している人は世界中に大勢いて、そんな筋肉を極めたい人たちが夢中になるのがボディビルです。ボディビルとは筋肉の美しさを競う大会で、世界中で大きな大会が開かれています。
ボディビルダーの特徴は、全身満遍なく鍛えている筋肉と、筋肉ひとつひとつが大きいということです。大会では出場する人のみでなく、その筋肉を一目見ようと多くの観客で賑わい大きな大会が開催されています。今回はボディビルの評価基準や、ポージングなどについて詳しく調べてみました。
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筋肉自慢!ボディービルの3つの評価基準とは?
ボディビルの大会で、評価基準とはどのようなものなのでしょうか?ボディビルの大会はだいたい7人程の審査員がいて、出場している人たちは水着姿で、ステージの上で筋肉アピールをします。
審査員の評価は大きく分けて3つあり、一つ目に筋肉の大きさです。筋肉の太さや大きさをバルクといい、体積や面積を表す単位です。
いかに大きな筋肉をしているかという一番大きなポイントと言っても過言ではない重要な項目です。二つ目に、脂肪が薄く筋肉の形がくっきりと見えるかという項目です。
脂肪を減らし筋肉量を増やすことで、はっきりと筋肉が表面に出てくるので、ボディビルダーは減量もとても大切になってきます。
最後に、全体のバランスです。全体のバランスは下半身の筋肉と、上半身の筋肉のバランスを評価する項目で、どちらかが大きすぎるということがないように、バランスよく上下鍛えることが大切です。この3項目を基準に一人一人評価しています。
筋肉だけが全てじゃない!ポージングの重要性とは?
ボディビルは、ステージの上でのパフォーマンスを競う競技です。
よって、どんなにいい筋肉をしていても、アピール不足ではその良さは審査員に伝わらないのです。
筋肉アピールの方法はステージ上で行うポージングで、その一つ一つの動きで筋肉の見せ方が変わってきたり、より大きく見せることができます。代表的なポージングをいくつか紹介します。まず、フロントダブルバイセップスです。これは一般的によく見る筋肉ポーズで、サイドで両腕の力こぶを作るポーズです。
そして、バックダブルバイセップスは後ろ向きで力こぶを作るポーズです。後ろから見せることで、背中や下半身の筋肉もアピールすることもできます。
次に、フロントラットスプレッドです。
広背筋を広げるように、腹筋あたりに手を下ろして見せるポーズで、筋肉のバランスの良さや、脚の筋肉をアピールすることができます。そして有名なサイドチェストです。
サイドの筋肉をアピールするこのポーズは、腕と脚、胸の筋肉をアピールすることができます。
マッスルコントロールで美しい筋肉アピールを!
ステージの上でのポージングは、筋肉を鍛える活動で長時間筋肉を収縮した状態を保たなければならず、コントロールできずに筋肉がピクピクしたり、十分な時間ポージングを保てなかったりすることがあります。
ステージの上で100%の力を出すためには、日頃からマッスルコントロールの練習をすることをおすすめします。
マッスルコントロールとは、自分の意識で特定の筋肉を動かしたり緩めたりすることができることで、これをマスターすると、特定の筋肉を動かしたい時に周りの筋肉はリラックスした状態のままにすることができます。
そのトレーニングとして、まず背筋を伸ばして立った状態で、全身の筋肉をリラックスさせます。緊張している筋肉を探し、意識的にリラックスさせる練習です。
リラックスできるようになったら、今度は逆に全身の筋肉を収縮する練習です。
リラックスの練習と同じように、収縮していない筋肉を探し、意識的に収縮させます。
筋肉のリラックスした状態と収縮した状態の感覚を身体に覚えさせることで、徐々に特定の筋肉を自在にコントロールすることができます。