電子タバコを詳しく見てみる
電子タバコを利用しての禁煙とはどんなものなのか
禁煙が叫ばれるようになって久しく、喫煙場所も徐々にではありますが限られるようになってきました。
また飲食店でも喫煙できるところは非常に限られるようになってきたというのが現状です。
そういった世の中ですから、様々な手段を使って禁煙したい人も出てきました。
そしてタバコ自体も非常に高額になっており、節約目的で喫煙を目指す人も増えてきています。
そんな中有効な手段の一つに電子タバコがあります。
これはタバコのような形をした喫煙具にリキッドを入れて加熱することでその水蒸気をタバコの煙のように楽しむことができるもので、しかも有害なニコチンやタールを含まないという特徴もあります。
それでいて従来のタバコに似せた喫煙具よりもタバコらしいという点から禁煙の手段として注目されています。
今回電子タバコを使った禁煙のコツについてお話しします。
電子タバコで禁煙①電子タバコの適切な機種を選ぼう
大手のたばこメーカーからしか販売していない加熱式タバコと異なり、電子タバコは比較的扱いやすいリキッドを加熱するその構造のシンプルさから非常に多くのメーカーが製造販売を行っています。
そのため、禁煙をする目的の自分に合った電子タバコを選ぶのは難しい場合も少なくありません(メーカーが多い分様々な仕組みのものが販売されている)。
そのような電子タバコの機種選びですが、まずは人気のモデルや実績のあるモデルを選ぶのが禁煙への近道と言えます。
例えば人気があるJoyetechは非常に水蒸気の量が豊富で煙を楽しんでいた頃を思い出すような満足感が得られる電子タバコで3,000円程度でスターターキットが買える手軽さがありますから、まず電子タバコで禁煙に挑戦したい方にはうってつけのモデルです。
また、コンパクトで定評のあるSMISS EMILIも利用しやすさから禁煙には向いていると言えるのではないでしょうか。
また、RAINBOWも使いやすさから人気のモデルです。
このように使いやすくて人気のあるモデルであれば使うことのストレスなく電子タバコをタバコ代わりに使うことで禁煙につながられるはずです。
電子タバコで禁煙②電子タバコのリキッドにこだわろう
電子タバコは機種選びも重要ですが、味を決定するフレーバーリキッドも重要です。
フレーバーリキッドは電子タバコの機器で加熱する液体でこの水蒸気を吸って楽しむのですが、種類によってはあまりにタバコからかけ離れていたり、逆に国内での販売が禁止されていますが、ニコチンが入ったリキッドであれば結局ニコチンを取り込んでいることに変わりがないので禁煙へ移行するのが難しい場合もあります。
そういったリキッドですが、禁煙にオススメなのはメンソールやシトラス系のものです。
メンソールは実際のタバコにもラインナップされているフレーバーですから、比較的違和感なく禁煙につなげることができるはずです。
また、シトラス系のフレーバーもおすすめです。
シトラスの爽やかな香りは気持ちを和らげる作用が期待できますから、禁煙でも活躍してくれるのではないでしょうか。
ただ、ユニークなもの例えばストロベリーやチョコレートはあまりにかけ離れたフレーバーなので、多くの禁煙を目指している方には向かない可能性が高いです。
電子タバコで禁煙③最初は違和感があることを自覚しよう
電子タバコはタバコと付いていますがタバコの葉を使用していません(一部の海外リキッドを除く)。
そのためタバコとはどうしてもかけ離れた味わいです。
しかも紙巻きたばこのような燃やした煙ではなく水蒸気ですから、吸った感覚も何となくスモーキーさに欠けます。
しかし、それを自覚することが重要です。
タバコのつもりで電子タバコの水蒸気を吸うとお酒を飲んだつもりが水だったというような強烈な違和感に見舞われます。
そういったネガティブな体験をしてしまうと電子タバコを吸いたくなくなってしまいますから、電子タバコでの禁煙が不可能となってしまいます。
そういった意味で、あくまで違うものであるということを自覚して電子タバコを利用し、必要に応じてガムやアメなどを併用しながら禁煙していくのがおすすめです。
また、個人輸入でニコチンのリキッドを買って吸うという方法もありますが、スモーキーさに欠けるので、やはり地道に通常のリキッドで禁煙を進めていくのが良いです。
工夫次第で禁煙と電子タバコはつなげることができる
電子タバコは紙巻きタバコとは煙の感じも味わいも異なります。
しかし、水蒸気が何となくタバコを吸っている感覚に近いことから、それらが出なかった従来の禁煙用の喫煙具に比べて、より効果的に禁煙を進めることができます。
電子タバコの機器を人気のあるのや実績のあるものを最初に選んで試してみたり、フレーバーリキッドをタバコにあるようなメンソールタイプのものや爽やかな香りのシトラス系のものなどで選ぶと言った方法も重要ですが、あくまで電子タバコを紙巻きタバコのように続けるためにはタバコとは別物であるという自覚も重要です。
このように道具を選び心構えを気にすることによって電子タバコで禁煙を進め、成功することができるのではないでしょうか。