ペルー出身の精力増強バランス王「マカ」
これはもう精力増強においての定番ハーブです。
ペルー原産で、インカ帝国の時代から珍重されてきており「マカが生えた土地は不毛の土地になる」と言われるほどに、強力に土地の滋養をその身に集めるのです。
さらにマカは「完全食」という異名まで持っています。
精子の数を増やすことで有名な亜鉛、ペニスの血流をよくするデキストリン、成長ホルモンの分泌を促し、血流をよくするアミノ酸のアルギニン、疲労回復を助けるビタミンB群。
こうして挙げていくと枚挙にいとまがありません。
多くの異名を持って珍重されてきたのも納得です。
また、美肌効果やアンチエイジングの作用もあり女性にもお勧めできるハーブで、まさにあらゆる分野で「バランス王」の名に恥じない素晴らしいものだと言えるでしょう。
タイ出身、男性の守護神「クラチャイダム」
クラチャイダムはタイ原産のショウガ科のハーブです。
こちらも由緒あるハーブで、使用の歴史は1000年もさかのぼることができ、現在ではタイの政府に認定されている信頼の置けるハーブです。
マカがバランスタイプならこのクラチャイダムはパワータイプと言えます。
なぜならば、アルギニンの含有量がマカのおよそ2倍も含まれているからです。
アルギニンには血流を増進する作用があり、クラチャイダムにはこのアルギニンが多く含まれているため、ペニスへの血流の量が増えて勃起率が上がるのです。
一緒に含まれるポリフェノールも相乗効果をもたらします。
またアルギニンは男性ホルモンを分泌するのを助ける働きがあるとも言われ、男性のパワーの象徴である筋肉にもよい影響を及ぼすことができるのです。
このようにクラチャイダムは神が男性のために創造したかのようなハーブなのです。
しかし欠点もあります。
クラチャイダムには亜鉛が含まれていないのです。
使用の際は亜鉛も一緒に接種すると、精力増進によいでしょう。
シンガポール出身のテクニシャン「トンカットアリ」
トンカットアリも滋養強壮と精力増進に効果を発揮するハーブで、原産はシンガポールです。
トンカットアリにもアルギニン含む有効成分が多く含まれていますが、残念ながらマカやクラチャイダムには今一歩及びません。
しかしそれでもトンカットアリはやはり優れた精力増強剤です。
トンカットアリの働きはマカやクラチャイダムに比べると繊細なイメージになります。
こちらはもちろん精力を増強させる効果もありますが、同時に男性ホルモンを調節して更年期障害の症状を軽くする作用があるのです。
そしてマカにもクラチャイダムにもない効果として利尿作用があります。
パワーを取り入れて循環させ、不必要なものは排出してしまう、この含有成分の組み合わせからトンカットアリはとてもテクニシャンなハーブと言えるでしょう。
番外、精力増強王国の主役にして名宰相「アルギニン」
最後に紹介するアルギニンはハーブではありません。
アミノ酸の一種である成分名です。
しかしそろそろお気づきでしょう。
精力増強を謳うハーブやサプリメントには右を見ても左を見ても必ずこのアルギニンが必ず含まれているのです。
その効果たるや
「男性ホルモンの分泌」
「筋肉の増強」
「免疫の強化」
「不妊体質の改善」
「血行不良の改善」
などそうそうたるものです。
精力増強のカギはこのアルギニンが握っていると考えて差し支えないでしょう。
もし、皆さんが精力増強のためにハーブやサプリメントを使用する際には、この成分が入っているかに
注目すれば、大きな効果が得られるでしょう。
以上、精力増強の3人のハーブの王たち「マカ」「クラチャイダム」「トンカットアリ」…の話題でした。