真性包茎とは通常時も勃起時も皮をむくことができない状態のペニスのことを言います。
真性包茎の場合、無理に皮をむこうとした場合に痛みがあって無理だったり、固まってしまっているかのようでむくことが無理なことが多いのです。
言ってみれば自力で治すことはほぼ不可能。
こんな真性包茎のデメリットやリスクなどを見ていきましょう。
多くの人はならないのに、なぜ真性包茎になってしまうのでしょうか
生後すぐの赤ちゃんや児童は包茎であることが普通です。
生殖能力がないためペニスは泌尿器の機能だけで充分であり、免疫力も弱いために包皮で保護しているのです。
年齢が進んでいけば生殖能力の発達や、体の成長に合わせてペニスも大きくなる、また中高生くらいになれば自分でむこうとしたりもします。
このような過程により仮性包茎又は露茎(通常時から皮がむけているペニス)になっていくのですが、中には真性包茎のままの人もいます。
直接の原因は包皮が長くて包皮輪が広がらないためですが、中高生くらいの頃に自身でむこうとしなかったことも原因です。
人によってはペニスの発達がやや不十分なために真性包茎となることもあります。
また亀頭を露出させずにオナニーしていると、包皮が縦方向に伸びることで包皮輪が広がらなくなることも考えられます。
よくトイレで放尿の後に皮を引っ張る人がいますが、これも包皮が縦方向に伸びる原因となりますからやめておきましょう。
真性包茎の場合にはどのようなデメリットやリスクがあるのか
まず真性包茎でセックスができるかどうかですが、重度の真性包茎で全く亀頭部が露出しない人の場合は可能な場合があります。
ですがほとんどの場合、真性包茎の方がセックスした際には包皮がややむけることで痛みが走り、不可能なことが多いのです。
また真性包茎の場合には包皮内にゴミやカス、雑菌が溜まることで悪臭が発生するのですが、まず本人が気づくことはありません。
無理にセックスした場合、女性に雑菌がうつることで性病に感染してしまうリスクもあります。
包皮で常に亀頭が覆われている状態ですから、亀頭が成長することも期待薄となって、いわゆる先細りと言う形になってしまいます。
真性包茎による最も大きなデメリットは、真性包茎であるがために積極的になれずに人生の一時期を棒に振ってしまうことかもしれません。
真性包茎って自分で治療することは可能なのでしょうか
真性包茎の一番の原因は、亀頭が出てくるはずの包皮輪が狭くて出すことができないためです。
しかし皮と言うものは、少しずつですがクセ付けることで伸びもしますし、包皮輪だって広げることができます。
上手く包皮を伸ばして包皮輪を広げることができれば、自分で真性包茎を治すことも可能となります。
包皮輪に指を入れて左右に広げる、これを毎日数十分もしていればやがて亀頭が出せる状態になっていきます。
ですが包皮輪から指を入れることができない人も多いでしょうから、その時には指の代わりに使用する器具を使って行うことになります。
この方法は確実に治る保証もなく、また十分に包皮輪が広がる前にむいてしまうと、ペニスが皮で締め付けれる状態になるなどの危険性もあります。