ペニス(penis)とは英語で男性器を表す言葉です。
でもペニスって言葉は女性が使うことはまずなく、男性が使うにしてもややアダルトな意味合いで使うことが多いですよね。
今回はペニスの知っているようで知らないお話を、いろいろとしてまいります。
ペニスのもっとも一般的な名称は幼児言葉だった
女性の大半の方はペニスとは言わずに“おチンチン”と呼んでいると思いますし、男性の多くも“チンコ”とか“チンポ”といった呼びかたをしていますよね。
このチンチンという呼び方、実は幼児語に分類される言葉なのです。
そしてチンコやチンポと言った呼び方も、実は幼児語であり地域によって表現が違うだけの言葉なのです。
地域による呼び名の違いはかなりの広がりがあり、マラやフェノゴなど様々な呼び名があるのです。
幼児語であるために女性も口に出して言いやすく、また自分の子供が男の子だった場合にも、おチンチンならば恥ずかしがることなく言うことができますよね。
日本人のペニスのサイズは本当のところやっぱり小さい
男にとってペニスのサイズって本当に気になるものですよね。
できるのであれば長く太くしたい、と願う男性は本当に多いことでしょう。
コンドームの製造メーカーとして有名なオカモト株式会社が、首都圏に居住する身長175cm以上の20代61名、30代39名の計100名を対象にペニスのサイズを調査しています。
そのデータによると、ペニスの長さの平均は15.1cm、亀頭部分の直径の平均は4.1cm、中間部分(いわゆる竿)の直径の平均は3.8cm、付け根部分の直径の平均は3.9cmだそうです。
またアダルトグッズで有名なTENGAによる50万人を対象にした調査では、ペニスの長さの平均は13.5㎝、亀頭部分の直径の平均は3.5㎝、中間部分(いわゆる竿)の直径の平均は3.2㎝だそうです。
だいたい日本人の平均的な勃起時のペニスの長さは13~15㎝だという結果になります。
アフリカや欧米各国の平均値はやはり日本よりは大きいようで、アフリカでは18㎝近い長さが平均だと言われていますし、フランスでは16.7㎝が平均だというデータもあるようです。
ただしアメリカでは日本よりやや太いが、長さはあまり変わらないと言ったデータがあるようです。
ちなみに日本人のペニスのサイズはアジア各国の中では大きい方で、韓国やタイと言った国々の平均値を遥かに上回っているそうですよ。
日本人のペニスは包茎が多くて外国の人は包茎が少ない
このようなイメージを持つ人が多いと思いますが、実際には日本人と外国人との違いはどの程度あるのでしょうか。
真性や仮性を問わず、包茎である男性の割合は日本では約7割と言われています。
そしてこの7割のうちの8割ほどが仮性包茎であると言われています。
(100人中56人くらい)
実はこの割合は世界中でほぼ共通で、国や地域による差はほとんど無く、自然な状態ならば日本人と同程度の人数となります。
ただし宗教によっては、生後すぐに割礼と言って包皮の一部を切ることがあり、これによって包茎の人数が少なくなるので、外国人は包茎の男性が少ないと言ったイメージにつながるのでしょう。