世間一般ではおちんちんと呼ぶ人が多いと思われる、男性器である陰茎。
ペニスと呼ぶ人はいても、陰茎と呼ぶのは医学関係者だけかもしれないですね。
今回は男性器である陰茎についてのよもやま話をしてまいります。
これを読めば陰茎に対するイメージが変わるかも?
正式には陰茎=ペニスではないって知ってました?
一般的には陰茎と言えば男性器すべてを指す言葉で、陰茎=ペニスと言った意味合いで捉えられていますよね。
ところが正式に見た場合、男性器は亀頭部の亀頭と亀頭冠(いわゆるカリ首)と陰茎部の陰茎とに分けられます。
つまり陰茎とはいわゆるサオの部分を指す言葉であって、男性器すべてを言い表す言葉ではないのです。
そうなると男性器すべてを言い表す日本語の言葉って何でしょうか。
実は明確な言葉は無いのが実情で、チンコやおチンチンと言った言葉以外には見当たりません。
医療関係者の間では、男性器すべてを表す言葉としてはペニスが一般的なようです。
陰茎には骨があるのが普通で無い方が珍しい
哺乳類の陰茎は海綿体状になっており、中を尿道が通っていますよね。
その尿道は精液も通るので、陰茎は泌尿器と生殖器を兼ねています。
子供の頃、陰茎には骨があるのだろうかと疑問を持った人もおられると思います。
実は陰茎に骨がある哺乳類の方が多数派であって、陰茎に骨がない哺乳類は人間のほかにはサルの一部だけだそうです。
陰茎の骨のことを陰茎骨と呼び、高等な動物になるほどこの陰茎骨が退化しており、サルなどの霊長目では陰茎骨がかなり退化していて、人間とごく一部のサルでは消滅しているわけですね。
つまり陰茎に骨があるか無いかで、その動物が高等に進化しているかをうかがい知れるわけですね。
男が最も気にする短小の基準ってどうなっているのか
Penis Size Around The Worldというランキングが2005年に発表されています。
先進国中心のランキングのため、一般的に陰茎が長いとされるアフリカ諸国などがデータは入っていませんが、フランスでは勃起時15.75㎝で平常時は11.94㎝、イタリアが勃起時14.99㎝で平常時は9.91㎝、日本は勃起時12.95㎝で平常時は7.87㎝となっています。
日本人の陰茎って小さいですね、と思ってしまうかもしれませんが、データによるとアメリカは勃起時12.7㎝で平常時8.64㎝と勃起時の平均値では日本の方がわずかにリードしています。
ちなみにお隣韓国の勃起時の平均は9.4㎝で平常時は6.86㎝となっており、日本人の陰茎は小さいといったイメージが自虐的に広まっていますが、実際にはそれほど小さいわけではないようです。
日本人平均以下の長さの場合は短小なのかと言うと、そうではありません。
女性の膣の入り口部分から子宮口までは7㎝程度と言われており、勃起時の陰茎の長さが7㎝以上あれば短小とはなりません。